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「宅配クリーニングって便利そうだけど、近所のお店に持っていくより高いんじゃない?」――衣替えの季節、冬物を前にそう迷っていませんか。
答えは「出す衣類と点数しだいで、どちらが安いかは逆転する」です。この記事では、店舗のクリーニング代は総務省の統計、宅配クリーニングは各社の公式料金をもとに、どんなときにどちらが安いかを総額で比べます。あわせて、宅配が「高くつく使い方」と「得になる使い方」も整理しました。
結論:ワイシャツ1枚なら店舗、冬物のまとめ出しなら宅配
- ワイシャツ・少量なら、店舗のほうが安い(1枚あたりの単価が大きく違う)
- コート・ダウン・スーツなどをまとめて出すなら、宅配のパック料金が割安になりやすい
- しまう前の冬物は、保管付きの宅配にすると収納まで片づく
店舗のクリーニング代はいくら?(全国平均)
まず、近所のお店に持っていく場合の目安です。総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、2026年8月の全国平均は次のとおりでした。
| 衣類 | 店舗のクリーニング代(全国平均) |
|---|---|
| ワイシャツ(1枚) | 246円 |
| 背広服(上下) | 1,672円 |
出典:総務省統計局「小売物価統計調査」(2026年8月)。店舗・地域によって料金は異なります。
ワイシャツは1枚300円もかからないのが一般的です。一方で、スーツ上下になると1,600円を超えます。コートやダウンはお店によって料金の差が大きいので、近所のお店の料金表も一度見ておきましょう。
宅配クリーニングの料金(5社の公式料金)
宅配クリーニングは、点数で決まる「パック料金」と、1点ごとの「単品料金」の2種類があります。パック料金は、コートでもセーターでも1点として数えるのが基本です(一部、2点として数える衣類もあるので、申し込み前に各社の規定を確認してください)。
| サービス | 料金の例(税込) | 送料 | 保管 |
|---|---|---|---|
| リナビス | パック:3点 7,800円/5点 9,810円/10点 14,900円(10点なら1点あたり1,490円) | 無料(一部地域を除く) | 最大12か月・無料 |
| せんたく便 | 最速パック:5点 9,878円/10点 13,838円(10点なら1点あたり約1,384円)。保管パック:10点 17,578円 | 往復無料 | 保管パックで最大11か月 |
| カジタク | 保管付き衣類クリーニング 9,350円〜 | 往復無料 | 最長9か月 |
| リネット | 単品(1点から)。保管付きは5点 9,680円〜 | 無料会員は8,800円以上で往復無料(未満は往復1,980円・本州など) | 保管付きプランで最大9か月 |
| ネクシー | 単品:コート 2,530円/ジャケット 1,200円/セーター 880円。保管7点パック 12,900円 | 条件により往復無料 | 保管パックで最大9か月 |
料金は2026年10月8日に各社公式サイトで確認した内容です。キャンペーンや改定で変わることがあるため、最新の料金は必ず公式サイトでご確認ください。
5社の料金をもっと細かく比べたい方は、宅配クリーニング料金を5社徹底比較した記事もあわせてどうぞ。
衣類別:店舗と宅配、どっちが安い?
ワイシャツ:店舗が安い
店舗の全国平均は1枚246円です。宅配のパックは10点でも1点あたり約1,400〜1,500円なので、ワイシャツだけを宅配に出すと割高になります。ワイシャツは、通勤途中のお店で出すのが一番の節約です。
スーツ上下:点数と数え方しだい
店舗の全国平均は上下で1,672円。宅配の10点パックは1点あたり約1,400〜1,500円なので、上下を2点と数えるパックでは店舗のほうが安くなることもあります。スーツが中心なら、上下の数え方をパックの規定で確かめてから選びましょう。
コート・ダウン:まとめて出すなら宅配が割安になりやすい
パック料金は衣類の種類で料金が変わらないため、単価の高いコートやダウンほど宅配のほうが得になりやすくなります。たとえば単品料金のネクシーではコートが2,530円ですが、10点パックなら1点あたり約1,400〜1,500円です。冬物を5点、10点とまとめて出すほど差が出ます。
宅配が「高くつく」4つの使い方
- 1点だけ出す:単品サービスでは送料がかかりやすく、1点あたりがぐっと高くなります。
- 送料無料ラインを下回る:たとえばリネットの無料会員は8,800円未満だと往復1,980円(本州など)。送料だけでワイシャツ8枚分になります。
- パックの点数を余らせる:10点パックに6点しか入れないと、1点あたりの料金が一気に上がります。
- 2点として数える衣類を見落とす:ロングコートなど、パックによっては2点換算になる衣類があります。申し込み前に規定を確認しましょう。
宅配が「得になる」5つの使い方
- 冬物はシーズン終わりにまとめて出す:コート・ダウン・ニットをパックの上限まで詰めると、1点あたりが下がります。
- 保管付きを使う:リナビスは最大12か月、せんたく便の保管パックは最大11か月預けられます。しまう場所のいらない冬物を、クリーニングと一緒に預けられます。
- 送料無料の条件を先に確認する:リネットはプレミアム会員(月額429円)なら3,300円以上で往復送料無料(本州など)。よく使うなら会員プランも比べましょう。
- 初回割引を確認する:リネットは公式サイトで初回割引を案内しています(2026年10月時点)。初めての1社は割引から試すのが手堅いです。
- ワイシャツは店舗、冬物は宅配と使い分ける:全部を1か所に寄せず、単価の安いものは店舗、かさばる冬物は宅配にすると総額を抑えられます。
しまう前の冬物を安く出したい方は、安い宅配クリーニングおすすめ6選や、冬物・布団を使う前に出す宅配クリーニング比較も参考にしてください。
こんな人には、このサービス
- 冬物をまとめて長く預けたい人:リナビス(保管最大12か月・無料)
- 料金がシンプルなパックで出したい人:せんたく便(往復送料無料・最速パック/保管パック)
- 1点から必要な分だけ出したい人:リネット(単品・送料無料の条件に注意)
- コートなど少数を丁寧に仕上げたい人:ネクシー(単品料金・保管パックもあり)
- イオングループの保管付きで出したい人:カジタク(最長9か月保管・往復送料無料)
まとめ
店舗と宅配、どっちが安いかは「何を、何点出すか」で決まります。ワイシャツ1枚なら店舗、冬物をまとめて出すなら宅配のパック。宅配は「1点だけ」「送料無料ライン未満」「点数を余らせる」と高くつくので、ここだけ避ければ、店舗に通う手間と収納スペースまで一緒に節約できます。
洗濯ソムリエのおすすめは、ワイシャツはこれまでどおり店舗、しまう前の冬物は保管付きの宅配という使い分けです。衣替えのこの時期に、まずは冬物から試してみてください。
よくある質問
Q. 宅配クリーニングは店舗より高いですか?
A. ワイシャツなど単価の安い衣類を少しだけ出すなら、店舗のほうが安くなります。コートやダウンなどをまとめて出すなら、宅配のパック料金のほうが割安になりやすいです。
Q. 送料はかかりますか?
A. パック料金のサービスは往復送料込みが多く、単品のサービスは金額によって送料がかかります。たとえばリネットの無料会員は、8,800円未満だと往復1,980円(本州など)です。
Q. 何点から出すと得ですか?
A. パックは上限の点数に近いほど1点あたりが安くなります。冬物を5点以上まとめられるときが、宅配を使うタイミングです。
最終更新日:2026年10月8日。料金・送料・保管期間は各社公式サイト、店舗の料金は総務省統計局「小売物価統計調査」(2026年8月)によります。

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